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ライダーのための安全知識

CEって、なんの略か知っていますか?

バイク用ウェアやプロテクターに記された「CE」のマーク。知っているようで、きちんと説明できる人は少ないかもしれません。今回は、ライダーなら知っておきたいCE規格の基礎を整理します。

CEプロテクターを見る

バイクに乗り続けるほど、装備の意味が分かってくる。

転倒のとき、プロテクターは身体をどう守るのか。「CE」という規格はその性能を、欧州の基準で数値化したものです。Level 1とLevel 2の違い、部位ごとの役割、そして選ぶときに押さえておきたいポイント。順に見ていきましょう。

知識 ①

欧州が決めた、衝撃吸収の合格基準。

CEとは「Conformité Européenne(ヨーロッパ適合)」の略で、EU域内で製品が安全基準を満たしていることを示すマークです。バイク用プロテクターの場合、EN 13158(上半身用)やEN 1621-1/2(四肢・背面用)といった規格が定められており、一定以上の衝撃吸収性能をクリアした製品のみが「CE規格適合」を名乗れます。

つまり、CEマークがついているということは、「この衝撃吸収性能は第三者機関によって確認された」という証拠。見えないところで、根拠のある安心が積み重なっています。

知識 ②

Level 1とLevel 2、数字の差は性能の差。

CE規格には「Level 1」と「Level 2」の2段階があります。この違いを知ることが、プロテクター選びの核心です。

テストの仕組み

CE規格のプロテクターは、一定の衝撃を加えたときに人体へ伝わる力(伝達力)を測定します。この値が小さいほど衝撃をよく吸収しているということ。Level 1とLevel 2は、「許容される伝達力の上限」が異なります。

Level 1

公道走行や日常使いを想定した基準。伝達力の許容上限はLevel 2より高めですが、一般的なツーリングや街乗りには十分な保護性能を持ちます。薄くて軽い設計のプロテクターに多いタイプです。

Level 2

より高い保護性能を求める場合の基準。許容される伝達力が低く(より多くの衝撃を吸収)、スポーツライディングを想定した高い安全水準です。素材や構造が強化されるため、やや厚みが増す傾向があります。

知識 ③ ― 胸部

正面からの衝撃に、最初に触れる場所。

胸部は転倒時に路面や障害物に当たりやすく、内臓への影響が大きい部位です。CE規格(EN 13158)適合のプロテクターは、この衝撃を一定以下に抑えることを保証します。薄型でジャケットに収まるタイプから、単体装着できるハードシェルタイプまで、用途に応じた選択肢があります。

知識 ③ ― 背中・脊椎

転倒時、背中は守られていますか。

後方への転倒や追突では、背面・脊椎へのダメージが大きくなります。脊椎プロテクターはEN 1621-2に基づく規格があり、Level 2はとりわけ高い衝撃吸収性能が要求されます。ジャケット内蔵型でもベスト型でも、まず規格を確認することが選び方の出発点です。

知識 ③ ― 膝・肘

着地の衝撃を受け止める、四肢の防御。

転倒時に最初に地面に触れることが多い膝や肘は、擦過傷・骨折のリスクが高い部位です。CE規格(EN 1621-1)に適合したプロテクターは、インナーに縫い込む薄型スリムタイプから、ハードシェルのスリーブ型まで展開されています。素材の柔軟性と保護性能のバランスが選択のポイントです。

CE規格、まだある「なぜ?」に答えます。

Frequently Asked Questions

CE規格 よくある疑問

正しく知って、正しく守る。それがライダーの選択。

プロテクターは「なんとなくついているもの」ではなく、数値で証明された保護性能の積み重ねです。CEの規格を知ることで、選ぶ基準が変わる。それが、自分の身体を守る一歩目になります。